画質を落とさずに動画を小さくするコツ
「小さくしたいが、汚くはしたくない」。そのために効く順番があります。数字の目安と、やってはいけないことをまとめます。
効く順番は決まっています
同じ大きさに収めるなら、どこを削るかで見え方が大きく変わります。効く順に並べると、こうなります。
- いらない場面を切る(いちばん効く)
- 画面の端を切り抜く
- 音を減らす・消す
- 解像度を下げる(最後の手段)
長さを半分にすれば、映像に使える量は2倍になります。解像度を下げる前に、まず長さを見直してください。
どれくらいの量があれば、どの解像度に耐えるか
動画の「1秒あたりに使える量」(ビットレート)と、見た目の目安です。H.264 で書き出したときの、実用的な目安と考えてください。
| 1秒あたり | 目安 |
|---|---|
| 2.5Mbps 以上 | 1080p でもきれいなまま |
| 1.0〜2.5Mbps | 720p が向いている |
| 0.5〜1.0Mbps | 480p が向いている |
| 0.25〜0.5Mbps | 360p。動きが多いと崩れる |
| 0.25Mbps 未満 | かなり粗い。長さを切るべき |
目標の大きさ(MB)× 8 ÷ 秒数 が、1秒あたりに使える量(Mbps)です。たとえば 25MB で3分の動画なら、25×8÷180 = 約1.1Mbps。720p が精いっぱい、という見当がつきます。
やってはいけないこと
- 何度も圧縮し直す。 動画は圧縮するたびに情報が減ります。元のファイルから一度で作ってください。うまくいかなかったときも、書き出したファイルではなく元のファイルからやり直します。
- すでに小さい動画をさらに圧縮する。 画質だけが落ちて、容量はあまり減りません。完成予想が元とほとんど変わらないときは、そのまま使ってください。
- 必要以上に小さくする。 送り先の上限をきちんと調べて、その少し下を狙うのがいちばんきれいです。送り先ごとの上限まとめに、公式で確かめた数字を載せています。
場面別のコツ
画面を録画した動画(操作の説明、不具合の報告) 文字が読めることが大事なので、解像度を下げるのは最後にしてください。切り抜きで、見せたい場所だけに寄せると、同じ容量で文字がはっきり残ります。動きが少ないので、思ったより小さく収まります。
スマホで撮った動画 4K・60fps で撮ったものは情報量が多く、そのままでは大きくなります。1080p で十分なことがほとんどです。手ぶれのある動画は、動きが多いぶん容量を食います。
音楽・演奏の動画 音の良さが大事なら、音を削らずに映像側で調整してください。逆に、音がいらない動画なら、音を消すだけで 5分の動画から 4.8MB 分が浮きます。
SakuConvert での進め方
- 動画を圧縮するを開き、動画を選びます。
- 送り先を選ぶか、目標の大きさを自分で入れます。
- 「完成予想」で、できあがりの大きさと画質の見当を確かめます。
- 画質が落ちすぎるときは、「どのように編集しますか?」から長さを編集するや切り抜きを先に使います。
処理はすべてブラウザの中で行うので、動画はどこにも送られません(安全に使えるわけ)。